リレマラ2回目
- 2020/09/22
- 14:30
給料日に気が大きくなってしまう人は、マラソンに向いていないのかもしれません。
ランナーは明細を見たらまずは気を引き締め、一カ月先を見越して割り算をします。
半ばを過ぎても気を緩めず倹約に努め、終わりが見えたらラストスパートのために
余力を使うか、余裕をもってゴールするかの選択をします。
後先を考えない、もしくは考えられないのは別として、した後の事だけ思い詰めて
後悔するのが凡人なのでしょう。
大人でも、反省を活かせずに同じ過ちをしてしまいますが、
イグノーベル賞狙いの学者が小学生を対象に実験したところ、平均何と29回の同じ間違いを
犯さないと誤りを誤りと気づかない、という結果が出たそうです。
そして、何よりも大切なのが周りは口出しせずにお皿が割れるのを29回見守ること、歯を
食いしばって。それが彼の成長への早道と学者先生は言っていました。
マジ?我慢できますか?
夏休みのリレマラに引き続き、少し涼しくなって走りやすくなった9月、2回目です。
空気が澄んでいい写真が撮れそう、芝生は朝露で濡れています。
キャプテンの献身的な努力で37名が集まってくれました。今年のキャプテン、言葉が
それほど多くないので誤解されることもあるようですが、頑張ってまとめてくれています。
均等に8チームに分けて、20周を目標にスタート。各チーム6年生が第一走者です。


こんな笑い話があります。
宇宙人が移住先の星を探すために太陽系にやってきました。
住むのに適当な惑星を三つ見つけてよく観察してみると・・・
金星は暑すぎてダメ。
火星は寒すぎてダメ。
地球はバカが多すぎてダメ。
なんせ、たった100年後のことも考えられずに自ら住むところを破壊しようとしていることにすら
気付かないのだから。宇宙人はあきらめて太陽系から去っていきました。
幸いなことに人間の愚かさで当面、地球は救われたということです。
100年はおろか、1年後のことですら分からない。でも、5分後の自分の姿は想像できるだろう。
1周は1.3㌔、最後に落としてしまうことのないように。

今回初参加の三葉の『銀輪の貴公子』が、道を間違えたものの引き返して再度抜き返し、トップで
タスキリレー。たぶん㌔3分50秒くらい。
彼の性格はおっとり、控えめでサッカーのプレーも性格そのままですが、ひとたびペダルに足をかければ
広島まで往復160㌔を走ってしまう、健脚という言葉では説明できないほどの能力の持ち主です。
小学生のみなさん、1周走り終えるたびに水分補給しています。お茶?スポーツドリンク?
水分がのどを通り過ぎる感覚で、疲れをいやそうという無意識の行為でがぶ飲みしてしまいがちですが、
2回目、3回目があるなら、あまり飲まないほうがいい。重たくなるだけ遅くなります。
多量に汗をかいたら、糖分入りの飲料を少量飲む、またはうがいでのどの奥をしめらせると
体の機能をセーブしようとしていた脳が、糖分が補給されたと判断して運動再開OKの指令を出してくれて、
質を落とさずに運動を続けることができます。

大人は結果を出さなければ評価されません。
しかし、子供は頑張ることにこそ価値があり、その結果として勝利、後悔、祝福などがあることを
様々な経験を通じて学んでいきます。
今回のリレマラも、個々人で相対的には速い遅いの違いはありますが、頑張る場を提供できていれば
成功なのだと思います。
優勝チームは19周。お父さん、大学生、高校生、中学生、参加ありがとうございました。
物足りない、との声がチラホラ聞こえましたので、次回はちょっと寒くなってから3時間の枠で
目標30周という設定にしましょう。
6年生は卒業旅行の相談もしました。行けるといいですね。

解散後、三葉スクールの有志で松山城へ。前回はほとんど見かけなかった観光客が大勢いて、
小学生のランニンググループを物珍しそうに眺めていました。
そういえば4連休、みなさん『GOTO』ですか?

今週は、金曜日の給料日に向けてラストスパート。
マラソンのスパートは脳のリミッターを外しますが、くれぐれも財布のリミッターは外さないように
気を付けていきましょう。
(新沢)
ランナーは明細を見たらまずは気を引き締め、一カ月先を見越して割り算をします。
半ばを過ぎても気を緩めず倹約に努め、終わりが見えたらラストスパートのために
余力を使うか、余裕をもってゴールするかの選択をします。
後先を考えない、もしくは考えられないのは別として、した後の事だけ思い詰めて
後悔するのが凡人なのでしょう。
大人でも、反省を活かせずに同じ過ちをしてしまいますが、
イグノーベル賞狙いの学者が小学生を対象に実験したところ、平均何と29回の同じ間違いを
犯さないと誤りを誤りと気づかない、という結果が出たそうです。
そして、何よりも大切なのが周りは口出しせずにお皿が割れるのを29回見守ること、歯を
食いしばって。それが彼の成長への早道と学者先生は言っていました。
マジ?我慢できますか?
夏休みのリレマラに引き続き、少し涼しくなって走りやすくなった9月、2回目です。
空気が澄んでいい写真が撮れそう、芝生は朝露で濡れています。
キャプテンの献身的な努力で37名が集まってくれました。今年のキャプテン、言葉が
それほど多くないので誤解されることもあるようですが、頑張ってまとめてくれています。
均等に8チームに分けて、20周を目標にスタート。各チーム6年生が第一走者です。


こんな笑い話があります。
宇宙人が移住先の星を探すために太陽系にやってきました。
住むのに適当な惑星を三つ見つけてよく観察してみると・・・
金星は暑すぎてダメ。
火星は寒すぎてダメ。
地球はバカが多すぎてダメ。
なんせ、たった100年後のことも考えられずに自ら住むところを破壊しようとしていることにすら
気付かないのだから。宇宙人はあきらめて太陽系から去っていきました。
幸いなことに人間の愚かさで当面、地球は救われたということです。
100年はおろか、1年後のことですら分からない。でも、5分後の自分の姿は想像できるだろう。
1周は1.3㌔、最後に落としてしまうことのないように。

今回初参加の三葉の『銀輪の貴公子』が、道を間違えたものの引き返して再度抜き返し、トップで
タスキリレー。たぶん㌔3分50秒くらい。
彼の性格はおっとり、控えめでサッカーのプレーも性格そのままですが、ひとたびペダルに足をかければ
広島まで往復160㌔を走ってしまう、健脚という言葉では説明できないほどの能力の持ち主です。
小学生のみなさん、1周走り終えるたびに水分補給しています。お茶?スポーツドリンク?
水分がのどを通り過ぎる感覚で、疲れをいやそうという無意識の行為でがぶ飲みしてしまいがちですが、
2回目、3回目があるなら、あまり飲まないほうがいい。重たくなるだけ遅くなります。
多量に汗をかいたら、糖分入りの飲料を少量飲む、またはうがいでのどの奥をしめらせると
体の機能をセーブしようとしていた脳が、糖分が補給されたと判断して運動再開OKの指令を出してくれて、
質を落とさずに運動を続けることができます。

大人は結果を出さなければ評価されません。
しかし、子供は頑張ることにこそ価値があり、その結果として勝利、後悔、祝福などがあることを
様々な経験を通じて学んでいきます。
今回のリレマラも、個々人で相対的には速い遅いの違いはありますが、頑張る場を提供できていれば
成功なのだと思います。
優勝チームは19周。お父さん、大学生、高校生、中学生、参加ありがとうございました。
物足りない、との声がチラホラ聞こえましたので、次回はちょっと寒くなってから3時間の枠で
目標30周という設定にしましょう。
6年生は卒業旅行の相談もしました。行けるといいですね。

解散後、三葉スクールの有志で松山城へ。前回はほとんど見かけなかった観光客が大勢いて、
小学生のランニンググループを物珍しそうに眺めていました。
そういえば4連休、みなさん『GOTO』ですか?

今週は、金曜日の給料日に向けてラストスパート。
マラソンのスパートは脳のリミッターを外しますが、くれぐれも財布のリミッターは外さないように
気を付けていきましょう。
(新沢)