夏休みの思い出 10㌔ラン
- 2023/08/30
- 07:08
マラソンの序盤、思うことはいつも同じ。
『こんなにしんどくて、はたしてゴールにたどり着けるのだろうか?』
終盤になると、あと何キロ?ゴールはまだ?早く終われ!
ゆっくり進むカウントダウンに怒りにも近い感情が沸き起こってきます。
にっこり笑ってゴールテープを切るなんていうのは夢のまた夢。
近そうで遠いゴールを待ち焦がれています。
翻って夏の終わりはいつでも名残惜しいものです。
もっと遊びたかった、あそこに行きたかった、夏休みが終わっちゃう!
来ては欲しくないゴールが、向こうから勝手に近づいてくる。
気づかないふりをしていても、すぐそこまで来ているのは重々承知。
安堵、安心、期待でいっぱいの年の終わりとはまるで違い、何とか先延ばしにできないものかジタバタしたい気持ちになります。
では夏の終わりにする長距離ランの終盤はどんな気持ちになるのか?
コーチの見立てでは中和して、充実した最高の夏の思い出になるはず。
夏休み最後の火曜日ランは10㌔走です。
午後5時半でも青い空、白い雲、坊ちゃん球場の日陰に2~6年生の11名が集合しました。
60分で10㌔、㌔6分ペースは低学年でも十分付いて行ける速さです。
低学年にはそれぞれサポート役として高学年が並走します。
2㌔で低学年は小休止、高学年は少しペースを上げて走り続けます。

ほぼ無風の重信川河川敷ロードは、空気が澄んでいて遠くの山々までよく見えます。
ゼイゼイハアハアの息遣い、バタバタと疲れを感じさせる足音、小鳥のさえずり、ランニングに言葉はいりません。
せっかくの集団走が4㌔すぎにはかなりばらけてきました。
6年生もズルズルと遅れ出しました。
遅れを取り戻すにはかなりの労力を要します。
たとえ追いついたとしても、余分な力を使ってしまうので、その後の走りに影響を及ぼします。
集団走では遅れない!前の人の背中だけを見て何が何でも食らいついて行く!
Y作先輩たちは、一時間12㌔の集団走をしていたぞ。

、
重信川から公園内に戻り、ラスト3㌔。
ゴールへのカウントダウンが始まっても、先頭集団は気持ちが入っています。
『10㌔なんてあっと言う間ですね』などと軽口も出てきます。
最後は㌔5分半のペースでキャプテンを含む3名だけの集団でフィニッシュでした。
10㌔を56分35秒、㌔5分40秒でした。
初めて10㌔を走り切った5年生、よく頑張りました。
このペースは君たちならば付いて来られない速さではない。
頑張る時は必死に頑張る、楽しく走るときは笑顔で、メリハリをつけるようにしよう。
集団走から遅れて、先にゴール地点に着いていた高学年は少しバツが悪そうです。
夏休みの火曜日ランはこれでおしまい、夏休みももうすぐおしまい。
少し寂しい気もするけど、美味しい秋が待っています。
涼しくなれば10㌔走も楽に走れるようになるはず。
夏の終わりの10㌔ランはみんなの胸にどのように響いたでしょうか?
(新沢)
『こんなにしんどくて、はたしてゴールにたどり着けるのだろうか?』
終盤になると、あと何キロ?ゴールはまだ?早く終われ!
ゆっくり進むカウントダウンに怒りにも近い感情が沸き起こってきます。
にっこり笑ってゴールテープを切るなんていうのは夢のまた夢。
近そうで遠いゴールを待ち焦がれています。
翻って夏の終わりはいつでも名残惜しいものです。
もっと遊びたかった、あそこに行きたかった、夏休みが終わっちゃう!
来ては欲しくないゴールが、向こうから勝手に近づいてくる。
気づかないふりをしていても、すぐそこまで来ているのは重々承知。
安堵、安心、期待でいっぱいの年の終わりとはまるで違い、何とか先延ばしにできないものかジタバタしたい気持ちになります。
では夏の終わりにする長距離ランの終盤はどんな気持ちになるのか?
コーチの見立てでは中和して、充実した最高の夏の思い出になるはず。
夏休み最後の火曜日ランは10㌔走です。
午後5時半でも青い空、白い雲、坊ちゃん球場の日陰に2~6年生の11名が集合しました。
60分で10㌔、㌔6分ペースは低学年でも十分付いて行ける速さです。
低学年にはそれぞれサポート役として高学年が並走します。
2㌔で低学年は小休止、高学年は少しペースを上げて走り続けます。

ほぼ無風の重信川河川敷ロードは、空気が澄んでいて遠くの山々までよく見えます。
ゼイゼイハアハアの息遣い、バタバタと疲れを感じさせる足音、小鳥のさえずり、ランニングに言葉はいりません。
せっかくの集団走が4㌔すぎにはかなりばらけてきました。
6年生もズルズルと遅れ出しました。
遅れを取り戻すにはかなりの労力を要します。
たとえ追いついたとしても、余分な力を使ってしまうので、その後の走りに影響を及ぼします。
集団走では遅れない!前の人の背中だけを見て何が何でも食らいついて行く!
Y作先輩たちは、一時間12㌔の集団走をしていたぞ。

、
重信川から公園内に戻り、ラスト3㌔。
ゴールへのカウントダウンが始まっても、先頭集団は気持ちが入っています。
『10㌔なんてあっと言う間ですね』などと軽口も出てきます。
最後は㌔5分半のペースでキャプテンを含む3名だけの集団でフィニッシュでした。
10㌔を56分35秒、㌔5分40秒でした。
初めて10㌔を走り切った5年生、よく頑張りました。
このペースは君たちならば付いて来られない速さではない。
頑張る時は必死に頑張る、楽しく走るときは笑顔で、メリハリをつけるようにしよう。
集団走から遅れて、先にゴール地点に着いていた高学年は少しバツが悪そうです。
夏休みの火曜日ランはこれでおしまい、夏休みももうすぐおしまい。
少し寂しい気もするけど、美味しい秋が待っています。
涼しくなれば10㌔走も楽に走れるようになるはず。
夏の終わりの10㌔ランはみんなの胸にどのように響いたでしょうか?
(新沢)